更新日:2023年3月13日
パプリカパウダーの深みとトマトの酸味で「リッチな味わい」
こんにちはあやパパです🍛本日はパプリカパウダーを使って情熱的な赤いスパイスカレーを作ってみました。見た目は辛そうに見えますが、実際はパプリカパウダーの深みとトマトの酸味が合わさり、リッチな味わいのスパイスカレーが完成しました!
パプリカパウダーについて
パプリカパウダーとはその名の通り、赤パプリカを乾燥させて粉末にした物です。そもそもパプリカは唐辛子の仲間でもあるので、唐辛子に似た風味も感じます。辛味やクセは無いので、料理の赤みを足す調味料として重宝されています。
辛いのが苦手な方におすすめ
このパプリカパウダーの要素は、スパイスカレーにも重宝します。辛いのが苦手な方は、チリパウダー(唐辛子パウダー)の代わりにパプリカパウダーを代用すると、辛くないスパイスカレーを作る事が出来ます。
馴染みのある料理
パプリカパウダーを使った料理で、個人的に馴染みが深い料理は、スペイン料理の「タコのガリシア風」です。
タコ・じゃがいも・オリーブオイルにパプリカパウダーをまぶしたシンプルな一品。シンプルなのにクセになる美味しさがあります。新婚旅行で行った、バルセロナの思い出の味です。
アボカド料理にハマっていた頃、創作で「アボカドとタコのガリシア風」という作品も作りました。結構美味しかったので、是非お試しください🥑
ホールトマトを通常の2倍使用
自分の中にあった、「トマト感が強すぎるスパイスカレーは美味しくない」という概念を壊してみようと思い、ホールトマトをいつもの約2倍入れてみました。
トマトの酸味と調和させる為に、メインの肉は手羽元を選択しました。作り方の全体的なイメージは、「チキンのトマト煮込み」です。
レシピ
【レッドチキンカレーレシピ】約3人分
🍛ベース
・手羽元 6本
・新玉ねぎ 1個
・ホールトマト 270g
・にんにく 2カケ
・生姜 にんにく同量
・水 100ml
・ヒマラヤ岩塩 塩味調整
🍛スタータースパイス
・こめ油 大さじ4〜5
・クミンシード 小さじ2
・カルダモン 6個
・クローブ 6個
・シナモンスティック 1cm
・赤唐辛子 1本
・ベイリーフ 1枚
🍛パウダースパイス
・コリアンダー 大さじ2
・パプリカパウダー 小さじ2
・チリパウダー 小さじ1.5〜2
・カルダモン 小さじ1/2
🍛隠し味
・???? 小さじ1
作り方
事前準備
新玉ねぎは荒みじん切りにして、ヒマラヤ岩塩にまぶしておき、みじん切りにした、にんにく・生姜と合わせておきます。手羽元には、切り込みを入れておきます。
調理のポイント
ホールスパイスが温まったら、玉ねぎ・にんにく・生姜を混ぜ合わせて、手羽元を一番上に乗せます。
蓋をしたら、弱火で1時間程火にかけていきます。底が焦げないように、時々鍋を動かして下さい。
1時間経過すると、玉ねぎと手羽元から出た水分で、スープのようになりました。そこにホールトマトを投入します。写真を撮った後に、ホールトマトを追加したので、実際はもっとホールトマトが多いです。
今回はチキンのトマト煮をイメージしているので、トマトを炒めるという概念はなく、潰したら蓋をして再度煮込んでいきます。
10分程煮込んだら、パウダースパイスを投入していきます。
すでに赤いベースを、更に赤く染めていきます!
水を加えたら、弱火で煮込んでいくのですが、煮込む時も必ず蓋をして下さい。手羽元をホロホロにする為です。
隠し味
このカレーのキーマンとなる隠し味が「バルサミコ酢」です。パプリカパウダーとトマトからのインスピレーションで思い浮かびました。フルーティーな酸味が特徴なバルサミコ酢は全体をまとめてくれます。
今回の煮込み時間としては、約40分くらいでした。手羽元のホロホロ加減で判断してみてください。最後に、ヒマラヤ岩塩で塩味調整をしたら完成となります。
こだわりとして、手羽元に味を染みこませたかったので、一晩寝かせました。この色鮮やかな赤みはたまりません!!
味わい
…うまい!!
口に入れた瞬間、パプリカパウダーの深みとトマトの酸味が広がります。表現するならば、高級感のあるリッチな味わいです。バルサミコ酢の酸味も良いバランスで、副菜に添えた夏野菜の甘味が引き立ちました。
手羽元もスプーンでほぐれるぐらいにホロホロです!
まとめ
トマト感が強くても、パプリカパウダーと合わせる事によって、上品な味わいのスパイスカレーが出来るという事が判明しました。今まで「リッチな味わい」と表現したスパイスカレーはなかったので、大収穫です。
新たなスパイスカレーと出会えると、わくわくします!是非一度お試しくださいね😊

