更新日2021年8月19日
豆だけの優しいスパイスカレー
こんにちはあやパパです🍛肉好きからすると、豆だけのスパイスカレーか…って思われる方もいると思いますが、実は、豆のコクをしっかり感じて美味しいんです!!
本日は、ひよこ豆を使った簡単すぎるスパイスカレーの作り方を紹介していきます。
チャナダールとは
今回使用した豆は「チャナダール」と言います。「チャナ」をググってみると…ヒンディー語で「ヒヨコマメ」を指し、「ダール」は「マメ」を指します。
日本のひよこ豆との違い
日本で馴染みのあるひよこ豆は、丸い形状ですよね。それに対し、チャナダールは「皮を剥いて半分に割ったひよこ豆」となっています。
豆の品種にも違いがあり、日本のひよこ豆は、1cmくらいの「チックピース(カブリチャナ)」という品種。チャナダールは、一回り小さくて黒い「ベンガルグラム」という品種のようです。
チャナダールのメリット
チャナダールの最大のメリットは、下茹で無しでそのまま調理できる事。皮が無くて半分に割れている為、火の通りが早いのです。下準備としては、軽く水洗いする程度でOKです。
相性の良いスパイスの組み合わせ
世の中に、「5人揃うと存在感を発揮する」アイドルグループが多数存在ように、スパイスも「5種類揃うと美味しくなる」組み合わせがあります。そのスパイスグループ名は「パンチフォロン」といいます。
パンチフォロンのメンバー
パンチフォロンのメンバーは、クミンシード・マスタードシード・フェンネルシード・フェネグリークシード ・ニゲラです。今回はニゲラを入れていないので、パンチフォロンとは呼べませんが、十分美味しさを発揮してくれます。
ココナッツミルクで仕上げる、魚介系や豆系のカレーとの相性が良いです。
簡単すぎる作り方
今回の作り方は、細かい説明が不要な簡単さです。
ホールスパイスをテンパリングして「シュワシュワ」したら、チャナダル・玉ねぎ・にんにく&生姜のみじん切り・ホールトマト、これら全てを入れちゃいます。初めから煮込み鍋で作っても良いかもです。
そしたら、チャナダールが浸るくらいの水を入れて、蓋をして弱火で火にかけます。
チャナダールが水分を吸うので、水分が無くなりそうになったら、また浸かるくらいの水の量を、こまめに入れてください。
45分経つと、ホールスパイスの香りが広がり、チャナダールも食べれる柔らかさになります。
そこにパウダースパイスを入れて、弱火で2分程温め、香りを引き出します。
そしたら水を入れて20分、蓋をして弱火で煮込みます。
20分経過したら、ココナッツミルクとヒマラヤ岩塩で塩味調整をします。
ここからは蓋をせずに、5分煮込めば完成です
ロスが出ない便利なココナッツミルク商品
缶のココナッツミルクは一度開けてしまうと、使いきれずに冷凍したりして使いにくくなります。
そんな時、パウダー状の商品を使えば、お湯で混ぜるだけで必要な量を作り出すことが出来て、すごく便利です。
レシピ
ダルカレー 3〜4人前
🍛ベース
・チャナダール 200g
・新玉ねぎ 1/2個
・ホールトマト 120g
・にんにく 3かけ
・生姜 1かけ
・水 250ml (差し水は別計量)
・ココナッツミルク 50ml
・ヒマラヤ岩塩 適量
🍛スタータースパイス
・こめ油 大さじ4
・クミンシード 小さじ1
・マスタードシード 小さじ1
・フェンネルシード 小さじ1/2
・フェネグリークシード 小さじ1/2
🍛パウダースパイス
・コリアンダー 小さじ5
・チリ 小さじ1
・パプリカパウダー 小さじ1
おすすめの食べ方
ダルカレー単体でも、豆のコクをしっかり感じる食べ応えの一皿になりますが、あいがけにすると、より楽しい一皿が完成します。
あいがけのポイントは、全く違うテイストの味わいと、色味のカレーを組み合わせる事。今回は、優しくてマイルドな味わいのダルカレーに対して、スパイシーなポークキーマを組み合わせました。
絶品ポークキーマの作り方も紹介しているので、こちらの記事も是非チェックしてみてください🌟


※画像はイメージです


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ポークキーマの作り方の記事はこちら↓
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