更新日:2021年6月29日
ホールスパイスのカルダモンはいつ取り出すのか?問題
こんにちはあやパパです🍛よく、ホールスパイスのカルダモンはいつ取り出しますか?と、質問をいただきます。
カルダモンは、噛んじゃうと嫌いになっちゃう ぐらい刺激が強烈ですが、香りはスパイスカレーに欠かせない 重要な要素となります。
本日は、そんな香りの女王 と呼ばれるカルダモンの「取り出すタイミング」について考察していきます。
ホールスパイスのおもてなし
本場インドでは、ホールスパイスを入れたまま提供するのが、おもてなし とされているようです。「このスパイスを使っています」という事を伝えるのが誠意という感じなのでしょうか。
しかし・・・ここは日本 です!
カルダモンを取り出すタイミング
自分自身の考えは、煮込み完成後 です。理由としては、ホールスパイスの香りは、「煮込まれる事によってルーに香りが溶け込む 」と考えているからです。
2時間ぐらい煮込まれたカルダモンは、本体の刺激は結構抜けます。それでも個人的には噛みたくありませんが、まだ我慢できるレベルになります。
短時間煮込みのカレーの場合
20分ぐらいしか煮込まない場合は、ホールスパイスのカルダモンの香りは、大してルーに溶け込まないため、パウダースパイスのカルダモンを利用する事もあります。
他のパウダースパイスより、香りが強烈 なので、入れすぎない事がポイントです。
カルダモンの処理
人によってホールスパイスのカルダモンの使い方が違ってきたりもします。いくつか事例をご紹介します。
そのまま使う派
自分自身は、下処理を加える事なく、原型のまま使っています。理由としては、いちいち面倒くさい事はやりたくないのと、原型のまま長時間煮込んだ時の、香りの感じ方 と余韻 が好きだからです。
包丁で切れ目を入れる派
種から香りを出しやすくする為 に、下処理をするのだと思われます。一回だけやってみましたが、面倒くさかったのと、包丁で指を切りそうになったのでやめました。
種だけ使う派
種を取り出す方法は、包丁で切って取り出すか、ミキサーでクラッシュさせるか。この場合、皮は捨てる事になります。
この方法は2回くらい試しましたが、面倒くさかったのと、香りがダイレクトすぎる 印象を受けたので、やめました。
結局、煮込みが浅い状態で、種を噛むと、あの口の中の嫌な感じはありました笑
食べても気ならないホールスパイス
クミンシード / マスタードシード / フェンネルシード / フェネグリークシード
長時間煮込めば気にならないホールスパイス
クローブ / コリアンダーシード / ブラックペッパーホール / オールスパイス
長時間煮込んでも食べれないホールスパイス
ブラウンカルダモン / スターアニス / シナモンスティック
結論
スパイスカレー初心者の方 や、初めて家族に振舞う時 なんかは、細心の注意 を払って、カルダモンを完成後に取り出す事をおすすめします。
万が一噛んでしまって、これ以降、スパイスカレーを食べてくれなくなる可能性があります笑
しかし!!
他人の事ばかり気にしてもつまらないので、「これもスパイスカレーの醍醐味 」なんだよと、ロマンを突き通して欲しいなぁと願っております😊


