更新日:2021年6月25日
人参と生トマトの無水チキンビンダルーの作り方
こんにちはあやパパです🍛ポークビンダルーは、肉の旨味・ビネガーの酸味・スパイスの辛味が融合した、中毒性のあるスパイスカレーです。
今回は、チキンを使ってビンダルー に挑戦してみました。ただビネガーをたくさん入れて、「チキンビンダルーです」では、芸がないので、チキンの味わいにぴったりな ビンダルーを考えてみました!
チキンの性質
鶏肉は脂が少なく、淡白な味わいのため、豚肉と比べて、辛味や酸味がダイレクト に感じます。なので、ポークビンダルーの感覚でそのまま作ると、ただ酸っぱくなったチキンカレーという印象になってしまいます。
美味しさの秘訣は「甘味」
そこで考えた、チキンビンダルーに必要な要素は「甘味」。この甘味を生み出すために、今回は人参を使ってみました。スパイスカレーに、じゃがいもはNGですが(個人の感想です)、人参は結構合うんです!
生トマトと無水調理による「コク」
人参が生み出した「甘味」とチキンの「淡白」さ。これをまとめてくれるのが、生トマトと無水調理による「コク」です。オリジナル調理法の「玉ねぎ弱火調理法」 が、美味しいスパイスカレーへと導いてくれます!
チキンビンダルーの作り方
人参と生トマトは角切りにしておきます。
そしたら、ヒマラヤ岩塩をまぶしておいた 新玉ねぎ・にんにく・生姜と合わせておきます。
鶏肉は、必ず皮を剥いで 、余計な脂 をきれいに取り除いてください。これらが臭みの原因 となるので、しっかり処理をすると美味しく仕上がります。
一口サイズにカットできたら、たっぷりのヒマラヤ岩塩 にまぶしておきます。
スタータースパイスをセットしますが、まだ火を付けないでください 。
ここで、ペルシュロン熟成赤ワインビネガーを入れちゃいます。本格的な味わいのビンダルーには、赤ワインビネガー が必須です!
そこに、合わせておいた具を全て入れて、混ぜ合わせます。
そしたら蓋をして、火をつけて、「弱火」 で90分加熱していきます。そこが焦げ付かないように、時々混ぜてください。
だんだん水分が出てきて、全てが煮出される状態 になります。この状態こそが、ホールスパイスの香りを引き出せる 秘訣です。

手離れしている この90分間は、とても有効な時間です。夕飯の支度・洗い物・読書・ブログ…etc、漂ってくる香りを楽しみながら 、時間を有効活用できます!
例えば、何かを買い忘れて、家を出る時なんかは、一旦火を止めて、帰ってきてから加熱を再開 すれば、全然OKです。この調理法を覚えると、他の作り方には戻れません笑。
70〜80分ぐらい経つと、玉ねぎを潰せる状態になります。
人参は潰さないように、頑張って玉ねぎを潰してください!多少形が残っていてもOKです。
そしたら、鶏肉を投入します。無水調理は煮込まない ので、ここでじっくりと火を通しておきます 。そうする事によって、ふっくらジューシーな仕上がりになります。
鶏肉に火が通ったら、パウダースパイスを投入します。ビンダルーのポイントは、ブラックペッパーを効かせる 事です。
弱火でじっくりと加熱して、ヒマラヤ岩塩で塩味調整 をしたら完成となります!
レシピ
[約3皿分]
🍛ベース
鶏もも肉 1枚 / 新玉ねぎ 2個 / 人参 1本 /生トマト 1個 / にんにく 2カケ /生姜 多め / 赤ワインビネガー 大さじ2
🍛スタータースパイス
米油 大さじ5 / クミンシード 小さじ2 / カルダモン 10個 / クローブ8個 / シナモンスティック 4cm /赤唐辛子 1本
🍛パウダースパイス
コリアンダー 大さじ1 / ブラックペッパー 小さじ1 / チリ 小さじ1 /ターメリック 小さじ2/3
味わい
食べた瞬間に、人参の甘味 に驚きました!チキンも美味しいのですが、この人参がめちゃめちゃ美味しいです。
ポークビンダルーとは少し違い、身体に良いもん食べてるなぁ という感覚になります。
副菜には、夕飯用で作った、大好物のタラマヨポテトと、しらすを添えてみました。この組み合わせ・・・最高です!
ちなみにライスは、白米ともち麦のMIX で、仕上げにオートミール をたっぷりとかけてあります。
おすすめの食べ方 〜夏野菜と共に〜
そして、この時期に、是非お試しいただきたいのが、茄子の素揚げを和える食べ方です!一口サイズにカットして、米粉をまぶして揚げます。
茄子は煮るより、揚げた方が甘味 が出て美味しいのです!
ちなみに、本日の夕飯はそうめんです。茄子の素揚げと、えのきのカリカリ揚げと共にいただきました!
2日目カレーは、結果こんなテイストでいただきましたが、めちゃめちゃ美味しかったです✨
揚げ茄子により、チキンビンダルーの美味しさの秘訣である「甘味」 がプラスされ、さらなる美味しさ を生み出してくれました!!
栄養が偏りがちなカレーですが、季節の野菜と共にいただく事により、栄養バランスが取れた一皿 になります。是非、お試しくださいね😊

