更新日:2021年5月26日

玉ねぎ弱火調理法で作る熟成ポークビンダルー

こんにちはあやパパです🍛前回紹介した「玉ねぎ弱火調理法で作る豚バラカレー」 が結構美味しかったので、次は絶対「ポークビンダルー」で試すと心に決めていました。スパイスカレーのロマンはポークビンダルーに詰まっていると言っても過言ではありません!

 

 



ポークビンダルーの漬け込みについて

今まで色んな手法でポークビンダルーを作ってきましたが、ある疑念が湧きました。それは「事前に漬け込む必要はあるのか?」という事。きっとそれなりの効果はあるんだと思いますが、食べ比べてきた結果・・・正直よくわかりませんでした!結局は、ルーに浸かっていれば肉に味も染み込む訳だし、それなら完成したら漬けとけばいいのでは?という結論になり、「熟成ポークビンダルー」になった訳でございます。

 

 

熟成ポークビンダルーの作り方

青唐辛子

早速作っていくわけですが、本日ご紹介したいおすすめの素材が「青唐辛子」。このすっきりした辛味がスパイスカレーを魅惑の味にしてくれます。青唐辛子は季節物でもあり、スーパーには売っていないのでネットで購入しています。フレッシュの物を仕入れて「即冷凍」しています。

使う時は、凍ったまま輪切りにして種ごと使い、にんにく生姜と同じく、油の香り付けの工程で使います。

 

 

玉ねぎ弱火調理法はズボラ簡単工程なので、こんな感じに一緒に合わせちゃいます。

 

✔︎新玉ねぎ 2個(ヒマラヤ岩塩をまぶしておく)

✔︎にんにく生姜 適当!(生姜多め)

✔︎青唐辛子 1本

 

スタータースパイスはクミンシードをベースにします。この時点ではまだ火を付けずに、新玉ねぎ・にんにく・生姜・青唐辛子と一緒に和えます。

 

✔︎こめ油 大さじ4

✔︎クミンシード 大さじ1

✔︎カルダモン 10個

✔︎クローブ 10個

✔︎ベイリーフ 1枚(臭み消し)

 

その上に豚バラ肉をどどーんと乗せちゃいます。ここで投入する事によって、90分間低温で蒸し煮状態になるため、とてもふっくら柔らかな仕上がりになります。

 

もちろん下味は重要で、ヒマラヤ岩塩とブラックペッパーをたっぷりまぶしておきます。

 

✔︎豚バラブロック 300〜400g

 

赤ワインビネガー

そしてここに「赤ワインビネガー」を入れます。ポークビンダルーは「何の酢」を使うかで味わいが全然変わります。色んな酢で試した結果、個人的にはこのペルシュロン熟成赤ワインビネガーがNo.1だと感じています。


✔︎赤ワインビネガー 大さじ2

 

そしたらいよいよ火をつけます。お決まりの蓋をして最弱火で90分放置です(時々混ぜる程度)。今回は、ビネガーと新玉ねぎの水分でホールスパイスを煮出す事になります。想像するだけで、なんか美味しそうです。

 

1時間もすると水分にめっちゃ浸かります。ここでふと衝動が・・・

トマト入れちゃってもいいんじゃない?

 

と言う事で、今回は煮出し中にトマト入れちゃいました!ビネガーが効いた酸っぱいトマトソースで、新玉ねぎと豚バラを煮るみたいなイメージです。

 

✔︎ホールトマト 130g

 

基本的には、ほぼ手が空いている状態での調理になる為、この待ち時間は「副菜を作る」・・・のではなく、音楽を聴いたり読書をしてリラックスしています♪

 

煮込んでいると、だんだんトマトの鮮やかな色味が出てきます

 

 

90分経過したら、中火くらいにして少し水分を飛ばしてみました。

 

 

そしたらパウダースパイスの投入です。いつもの3種類に、ブラックペッパーを追加しただけです。

 

✔︎コリアンダー 大さじ2.5

✔︎チリ 小さじ1.5

✔︎ターメリック 小さじ1

✔︎ブラックペッパー 小さじ1

 

塩加減について

ビネガーを効かせると塩加減がすごく重要となります。通常より、結構入れてちょうど良いくらいの感覚です。塩加減が足りないとコクを感じにくく、ボヤッとした印象になります。寿司酢を作る時も、穀物酢に結構な塩を入れますよね。砂糖も必要なので、そこは玉ねぎの甘味ってとこでしょうか。

 

水を入れる前ですが、今回は結構水分がでた状態で調理をしたので、このままでも食べれそうな雰囲気です。今回の水の量は、様子を見た結果200ml投入しました。玉ねぎの量やスパイスの投入量で、この水の量の判断は変わると思いますが、いつも「小鍋の縁1cm下くらいになるまで水を入れる」と基準を作っています。

 

 

煮込みは蓋をしないで弱火で30分。煮込み途中でヒマラヤ岩塩で塩味調整 をして、赤ワインビネガーを小さじ1足しました。酸っぱさと塩加減のバランスが全てなので、舌に神経を注いでみてください。

 

 

熟成効果

この勢いのまま食べたくなりますが、完成したら冷蔵庫で1晩寝かします。熟成されたポークビンダルーがこちらです!!寝かすと豚バラの脂とスパイスが馴染んでくれます。個人的にはこの効果が重要なんだと思っています。

 

今回は、メキシコ産の安い豚バラを使ったので肉の脂が多めでした。その為、冷蔵庫で寝かせた際に固まった脂を多少取り除きました。結果・・・めちゃめちゃ理想的な味わいのポークビンダルーが完成しました♪副菜なんかいらなくて「シンプル・The・カレー」を楽しむ、そんな一皿となりました😊是非お試しくださいね✨



 

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